カメムシ、地域によってはこれを屁こき虫と呼ぶ。
何故か、それはその名の通り臭い匂いを発生させるからである。
今年は日本中でカメムシが大量発生しているというニュースを目にした。
フランスのパリでもカメムシが大量発生して緊急対策本部のようなものまで設立されたらしい。
これはパリにとって死活問題である。
このまま放置しているとパリはもはや華の都では無く、鼻の都(匂いがキツイ)と呼ばれても仕方なくなる。
ニュースによると、この屁こき虫はフルーツなんかもかじったりするので農家に甚大な被害を与えているという。
この害虫を駆除する為に、日本全国の人々はさぞ苦慮しているに違いない。
しかし、本当の害虫はどこにいるのか?
何万年も消えないような猛毒を作っては垂れ流し、自然や生物を絶滅に追いやっている本当の害虫はどこのどいつだ?
それは紛れもなく人類に他ならない。
幾多の偶然に恵まれて地上の覇者となり、己を神に選ばれた特別な存在であると思い込んだ勘違い種族である。
人類が全ての生物、地球環境に与えている悪影響を考えると屁こき虫の屁など屁でも無いだろう。
否、屁であるには違いない。
否否、実際にはあれは屁ではないのだけれども・・・。
前置きはこのくらいにしておく。
この記事で言いたいのは、ドバイにおける地球温暖化の悪影響である。
1:カメムシはドバイにも現れるか?否、食い物が無い乾いた国にカメムシは現れないだろう。
2:干ばつによって農作物に被害が出るか?否、そもそも農作物など生産されていない。
3:熱波による森林火災の心配はあるか?否、そもそも木など生えてない。
4:砂漠化による懸念はあるか?否、そもそも砂漠しかない。
5:気温上昇による生活環境の変化は起こるか?否、元々暑いので対応済みである。
あるとすればリビアで起こったような大洪水である。
もしかしたらそんなことが将来起こるのかも知れない。
とは言え、その時は引っ越すまでだ。
気候が厳しくて住みづらいと思われている金融人工都市ドバイである。
もしかすると、これら地球温暖化の影響の被害が比較的少ないのではないかと最近思っている。
地球温暖化とは無関係であるが、ついでに以下も加える。
6:日本では南海トラフや首都直下型地震が言われ出して久しいが、ドバイでは地理的に地震の心配もない。
7:地政学的にも割とどことも上手くドライにやっているようにも見えるので戦争に巻き込まれる懸念も割と少ない。
普通ドバイに来ている日本人というのは仕事で来ているか、逃税目的ではないだろうか。
上述の事から、これからは別の目的での移住も増えてくる可能性があるのではないだろうかと思ったりする。
人工砂漠都市、ドバイマリーナの自宅より。